1日1~3時間の超短時間勤務
短時間なら働ける!時間を効率的に使ってプチ勤務
1日の労働時間1~3時間程度の超短時間勤務で、自分の都合に合わせて働ける新しい勤務形態
2~3年ぐらい前から、求人サイトなどで見かけることが多くなった「プチ勤務」。
就業時間は1日1~3時間程度の超短時間勤務。自分のライフスタイルに合わせて無理なく働ける新しい勤務形態です。
働きたいという意欲は持っていながらも、「子育て中であまり長時間は働けないという主婦」、「体力に自信がないというシニア」など、さまざまな理由で働くことを断念している方も少なくありません。そんな事情を考慮した上で、現状不足している時間帯の労働力確保のために、「プチ勤務」を積極的に導入する企業も増えています。
詳しくはBusiness Journal 「人手不足に悩む企業の大きな『誤解』…シニア&主婦が活躍できる企業の共通点」
http://biz-journal.jp/2018/04/post_22952.html参照。
現在、公開されている求人情報を少し調べてみたところ、
・福祉介護施設
・塾講師
・保育士
・飲食店・ファストフード
・スーパー・コンビニエンスストア
・ガソリンスタンド
・電話オペレーター
・軽作業
・オフィス事務
などで、1日3時間~OKという求人が見受けられました。子育て中、少ない時間を効率的に活用し無理なく働ける「プチ勤務」は、主婦にとってはとてもありがたい勤務形態。より多くの企業が幅広い仕事内容、勤務条件でで募集してくれることを期待したいところです。
介護サポーターの活躍が人手不足の解消に
そんな中でも人手不足が続いている介護の業界では、介護の仕事の中で資格や専門性を求められないものについて、仕事を切り出して募集する企業が出てきているとのこと。
参照: 日本経済新聞「介護サポーターの力いかそう」https://r.nikkei.com/article/DGXKZO311801901052018EA1000?s=1
このような企業では、「食事のサポート、シーツの交換・清掃、送迎」といった仕事に切り分け、「介護サポーター」という名称で人を募っています。そういった求人は、週2,3日、1日3時間~で資格も不要、無資格で時間に制約のある主婦でも働きやすい就業形態になっています。
プチ勤務を社会復帰の足がかりに
主婦が仕事をはじめようと思ったら、少なからず家族には負担がかかります。それが1日5,6時間のパートであっても、家庭生活が今まで通りというわけにはなかなかいかないものです。働くことで生活にハリができたり、やりがいを持てたりというメリットはありますが、その反面ちょっと疲れてしまって家事を手抜きしたり・・・すべてがパーフェクトなんてあり得ませんから。だから少しずつ、自分だけでなく家族にもそういう状況に慣れてもらうことも大切です。
1日2,3時間の超短時間パートで、自分も家族も「慣らし期間」を経て、徐々に勤務時間を増やしていくというのもひとつの手。
介護の仕事で言えば、「①無資格でプチ勤務」をはじめて、現場経験を積みながら少しずつ勉強をはじめて「②資格を取得」。「③キャリアアップして正社員」にというのもいいかもしれませんね。